ヒメサユリはおあずけ 守門岳
２０１４年７月１３日（日）☼☁
今日はあまり暑くもなく、少し曇っていたけれど、雨にはならないだろう。
今年行く山の一つ、守門岳にオトウと二人で行ってきました。
登山道は以前ちゃんと下見をしてたおかげで、朝は慌てることなく、予定通り７時半に二分口駐車場へ到着しました。今シーズンの本格的な山登りとなると、残雪の下権現山以来なので、夏シーズン初登りです。色々忙しく、トレーニングも余りしていなかったので、どうなることやら。
二分口入口からしばらく歩道を歩いていくと、ありました。
いきなり急な登山口です。
しばらく登ると、熊にご挨拶用の鐘。
カーンカーンとならします。
なんだか不思議な鐘。どなたかのブログで、ガスの蓋と紹介していました。
しばらくずっとブナ林を歩いていきます。
鳥の鳴き声があちらこちらから聞こえてきます。
近くに鶯がいるみたいで、私たちを追いかけるように、いつも鳴き声が聞こえていました。
水場「護人清水」に着きました。
この時点で、だいぶ汗もかいていたので、冷たい水を飲んで生き返ります。
美味しい水でした。
アジサイが多く咲いていました。
ここまでも、結構登ってきたと思っていたのですが、まだ２合目だそうです。
思っていたよりも長いコースのようです(>_<)
綺麗なブナの林を大分歩いてきました。
天気のいい日、木漏れ日が射した景色はきれいだろうなぁ。
こんなところにケルンが。
私も石を置いていこうかな、考えましたが、石を探す余裕が無かったので、このまま通り過ぎます。
谷内平に到着
ここから山頂まで3.4キロと書いてあります。
裏側には、二分口まで1.5キロと書かれていました。
けっこう疲れているのに、1.5キロしか歩いていません。まだ倍以上の距離があります。
ブナ林を抜けると、ようやく守門岳らしきお山が見えてきました。
ここで遠いと思うか、近いと思うかで、だいぶ足の運びが違ってくるのだろうけど、
はっきり言って今日は「遠い」と思いました(>_<)
単独の女性に越されました。健脚な方です。
サッササッサと先を行き、あっとゆうまに見えなくなりました。すごいですね。
粘土質で滑りやすそうな急な登山道が続きます。
雨に降られた下山は嫌だな。
滝見台につきました。ここが中間点1,000m
守門岳（袴が岳）1,537mなので、あと537m
ところで、１０分の２の看板はあったけど、３、４を見た記憶がありません。
正面に見える滝が「ウワバミの滝」です。
１０分の５地点を過ぎてからは、長くて急な登りが１時間以上続きます。
まだかまだかと思っていると、目の前が開け、大岳と二口の分岐点に到着です。
ホッとしました。
ようやく守門岳の全体像を確認することができました。
これから向かう青雲岳、袴岳
ダイナミックなお姿
かっこいいね。
後方に見えるは大岳
こっちもかっこいい。
青雲岳辺りにはゴゼンタチバナが満開
カラマツソウ
ニッコウキスゲもぼちぼちと咲き始めています
美人姉妹
キスゲと袴岳
この頃から風が吹き始め、気温も下がってきました。
雨がボツボツとあたり始めてきました。
体も冷えてきました。
袴岳へ向かう途中、振り返って青雲岳
あっちこっち、それぞれが、好きな方向を向いていますね。
とうちゃこ！
守門岳山頂（袴が岳）
山頂は大勢のハイカーで大賑わいでした。
皆さん、ヒメサユリを見にきた団体さんなのでしょう。
でも、歩いてきた登山道でヒメサユリを見ることはありませんでした。
聞いてみると、ヒメサユリは大岳に咲いているのよ、と教えてもらいました。
帰りに大岳付近まで行ってみましょう。
方位盤で見たいお山も霞んでいてよく見えません。
晴れていれば日本海や佐渡の金北山、上越国境の山々、会津、飯豊連峰まで見渡せるのだそうです。指さしているところは、残雪期に登った権現堂山です
さてと、お腹がすいたので、まずはおにぎりとオールフリーで乾杯ですね。
ところが、今日みたいに風が強く雨が降り出した時の、冷たいビールは感動がありませんね。暑くなるだろうと予想して、キンキンにビールを冷やしてきてしまいました。
天候は不安定。大雨になったら、苦しい下山になりそうなので、雨が降らないうちにさっさと帰りましょう。
ヒメサユリは残念ですが今回は諦めました。
次回にお預け！
次回は保久礼小屋コースから登ってみようと思います。
オカトラノオ（？）
下山は、あいかわらず急降下。
アカモノ
おつかれさん
戻ってきました。
高度を下げるにつれ、日が射してきて、登山口についた頃は暑くなっていました。
二分口の駐車場は広くて、水洗トイレもあり、快適です。
ベンチで少しゆっくりしてから帰路につきました。
今シーズン初登山。
疲れた・・守門岳、思っていたより厳しいお山でした。
これでは、目標の「西黒尾根」は登れそうにありませんね～(>_<)
次はどこ行こうかな？
