丹後山と利根水源の碑まで
2014年9月23日(秋分の日)☼
丹後山に行ってきました!
コースタイムでは登山口から5時間とあるので、日帰りでは無理だと諦めておりましたが、魚沼のお山を知り尽くす「魚沼人2008」さんが「そんなにかからない」と教えてくれたので、11時をタイムリミットとして挑戦してみることにしました。
早朝5時30分 十字峡の駐車場を出発しました。
丹後山の登山口はここから20分程歩いた先にあります。
涼しくて寒いくらいの朝です。
なんだか緊張する・・
少しづつですが紅葉が始まっています。
夏に歩いたときと違い、だいぶ冷たそうな雰囲気になってきました。
この先に橋が見えるはずなのですが・・・
橋を渡り50M程先が登山口です。
ここまでも結構歩いてきました。
丹後山登山口です。
ここで荷物を一旦下ろしてもう一度靴の紐を結び直します。
気合注入!
さっ!6時出発ですヽ(・∀・)ノ
出発すると同時にいきなりの急坂階段・・写真ではうまく伝わりませんが、見上げるような急登が遥かなたまで続きます。あとが大変ですからここで息を上げないよう、いつもよりもゆっくり、同じリズムで足を運んでいきます。
急登ですが、足場はしっかりしていますし、段差もさほど高くないので足は運びやすいです。
まだ少ししか登っていないのに、いきなり鎖場が現れました。
リズムが狂います・・ここで少し息が上がりましたが、登りきって息を整えると同じリズムでまた歩き出します。
綺麗なブナ林を登っていきます。
夏の暑さから解放されるだけでもこの時期の登山は楽に感じます。
ストックは登りは1本、上半身をできるだけ動かさず体力を温存。
6時23分 1合目に到着 鉄砲平と呼ばれるところです。
平とありますが、平ではありません・・
こんな感じの登山道が続いています
おっ!2合目到着 6時55分
ご丁寧に「お休み5分」と書かれていますが、リズムを乱したくないのでこのままスルーします。
これでもか、と急登を登りきればまた現れる、といった感じ。
おやおや~ 開けてきたよ~
あれに見えるは中ノ岳かな? 足元をしっかり見ながら歩きますが、景色を見るときは止まりましょう。落ちたら谷底・・
お~! これが中ノ岳
ここからは左手に中ノ岳を見ながら尾根道を歩いていきます。少し景色が良くなってきたので気持ちがいいです。
これが「松の巨木」
ここに来るまでもいくつか大きな松が現れ、これじゃない?あ、これかな?あれじゃない?と、見るたびにあれだこれだと騒いでおりましたが、まさにこれでしょ!と誰がみてもわかる「松の巨木」に出会いました。ここが3合目です。
3合目 1050m 7時33分
ここでも休憩なしでスルーします
すご~い! ダイナミックな中ノ岳ヽ(・∀・)ノ
中ノ岳をこんな間近で見るのは初めてです。いつも駒ケ岳の裏に隠れて見えるだけ。
随分謙虚なお山なのですが、な~にね、こんなに大胆なお山でねーの。
いいね~いいね~ これは感動です!
おやおや、またブナ林に突入
ひと山越えたら稜線にでるね。きっと。
ほら~!でたよでたよ!
丹後のお山も見えてきたよ~
蓬峠の何倍も大きいね~
はい、5合目 8時28分
5合目から10分ほどですごく眺めのいいいところにでました。
すこし足にきました。急登続きだったので、ふくらはぎが攣りそうになりましたが、水とおやつとストレッチでなんとか攣らずにすみました。
ここで腰を下ろして休憩します。
よくここまで登ってきたな~と感心します。
紅葉も始まりとても綺麗です。
眺めのいいところからしばらくいくと6合目 8時42分
また登る・・・
だいぶ登ってきたのですがまだ6合目なのですね・・・
おぉ〜7合目 9時11分
岩場が見えてきたぞ〜
足も疲れてきました・・・でも景色が良いので気持ちがいいです!
登る登る 気持ちがいい尾根だね〜
奥のお山が八海山ではないかと思うのだけど・・・こちら側からだと形が違うね〜
八ツ峰が見えないし・・・
今日は中ノ岳に見守られながら登っていくよん
突然、目の前に岩場が現れました。シシ岩というところだと思います。
あれを登るのか・・・
気合を入れるためにちょっと休憩しよう
じっくり景色を眺めたりしてね♡
でも以外と楽に登れましたよん
8合目到着!9時30分
ここは素晴らしい眺めです。中ノ岳をバックに目の前は丹後山
ここまでくればもうすぐそこですもん
なのでちょっと長めの休憩!
リュックを下ろして、また栄養補給!
急峻な中ノ岳とたおやかな丹後山
私は笹がそよそよのこんなお山が好きなんだなぁ〜
またしても中ノ岳
巻機へ続く稜線
9合目に到着
丹後・中ノ岳方面と巻機山への分岐ですね
でも、巻機方面の登山道は笹で覆われて確認できませんでした。
こちらが巻機方向、登山道はどこにあるのでしょう?
丹後山避難小屋が見えてきました。
山岳救助隊の方が登山道の刈払いをしてくれたり、避難小屋の管理をしてくれています。今日はペンキ塗りみたいですね。 快適な登山ができるのも、こうやって裏方で大変な作業をしてくださる方達のおかげです。ありがとうございますm(_ _)m
立派な避難小屋ですね。
避難小屋からすこしいったところが山頂です。
1,808.6mです。 10時到着です! 休憩いれてちょっきり4時間
タイムリミット11時より1時間も早く到着することができました。
なんだかコースタイムがだいぶ甘めな感じがします
ここで荷物をおろして大休憩。
ここでお会いした方が利根川水源の碑まで行くというので、私達も行くことにしました。時間もあるのでね。
石碑に向かって歩いていきます
気持ちがよくてルンルンです!
利根川水源の石碑と中ノ岳
中ノ岳の左側奥が八海山、右側奥に越後駒ケ岳
福島方面は会津駒ケ岳、平ガ岳、至仏山、日光白根、武尊などが一望できます。
遠くに武尊、巻機山
兎岳と子兎岳だと思います
紅葉も始まりかけて綺麗だなぁ〜
右側に見えるのは荒沢岳だと思います
兎岳をズームで!
この石碑の場所で、中ノ岳から子兎、兎を歩いてきたお二人の方にお会いしました。
ひとりの方はすでに100名山を制覇され、今は200名山を回っているとのことで、十字峡から中ノ岳山頂まで2時間50分で登ったそうです。凄いなぁ。
私には日帰りは到底無理ですが、1泊なら周回できそうです。いつかは周回してみたいな。そうそう、丹後に登る途中でお会いした夫婦は越後駒ケ岳から2泊してのんびり縦走したそうです。羨ましいなぁ〜
ランチは山頂標があるところで食べました。避難小屋でとも思ったのですが、ペンキの匂いがきついのでね・・・
水源の石碑まで行ったことだし、お昼も食べたことだし、下山は時間がかかるので早めに帰ることにします。
まだペンキが塗り終わらないのですね? ご苦労様です!
でも、ちょっとだけ中を覗いてみましょうね。
綺麗な小屋ですね。
毛布はあるみたいですね。
名残おしいですが帰ります。
また来るね〜
こちら側からの中ノ岳さん、また来るね〜
こちら側からの八海山さん、近いうちに登りにいくね〜
あ〜しんど・・・下山は嫌だ
4合目あたりからあの急坂を下ることになるので、まぁしんどいこと・・・
最後の最後に、ペンキ塗りしていた救助隊の方に追い越されてしまいました・・
このお山はマイナーなのかな、この日お会いした方は6人(救助隊以外)
静かなお山が好きが方にはお薦めです♡
あ、山頂までは水場はありません。
この日から10日以上たっているので、今頃は紅葉が真っ盛りではないでしょうか。
来年も紅葉の時期に登ろうかな〜。
丹後山が大好きになりました!