チャリ旅 太良兵衛の石仏を探して (第2弾)
2013年11月17日 ☼
昨日に続いて今日も晴れ!
今日はチャリ旅に出よう!
太良兵衛(タロベイ)の石仏を探しに!
今日もも八海山が綺麗だ♡
巻機山も真っ白。頂上は真冬だね
城内の上杉管領塚史跡公園にある上船地蔵 タロベイ作
船の上に乗ったお地蔵さんは新潟県内ではこのお地蔵さんだけだそうです。
かなり珍しいお地蔵さん。 雪の重みで傷まないよう、雪囲いがされていて、地元の方々に大切にされているのが伝わってくるよね。
城内のセブンイレブンを過ぎてから左に折れ、五十沢の宮方面に向かう途中、
田崎地区からの八海山、その神々しさに胸キュン♡
もしかして、これが「日吉神社」?かな。
だとすると、この石の鳥居はタロベイの父、吉右衛門が造立したらしい。
そして、この鳥居をくぐったところに流れる小川にかかる石橋はタロベイの作品だ。
もっとよく見てくればよかったな。この時は気がつかなかった。
この二十三夜塔の文字はタロベイの文字だと直感した。
そして、この石仏の裏を見てみると、
ジャーーン!
しっかりとタロベイの印が刻まれているよ〜
文化14年の作品ですね 文化14年は1817年 今から196年前のものです。
感動するよ〜♡
五十沢ダム方面の丹後山だと思います。
真っ白ですよ〜 青い空に白い稜線、そして里の秋。
この景色を真正面に見ながら進みます。
あのダムまで目指すよ〜
こちら、畔地区にある役行者像 タロウベイ作
バックに見えるは雲がかかった巻機山
さぁ、どんどん進みましょう!
ダムまでもうちょっと・・・なんですが、
通行止めになっていました。
冬期間は閉鎖なんだね。
ってことで、終点はこの「しゃくなげ湖観光センター」。
引き返します・・・。
同じ道を帰るのもなんなんで、途中で見つけた「野中不道明 約3キロ」という看板
を見つけた。3キロくらいなら行ってみようかな、と軽い気持ちで漕ぎ出したけど、
どんどん、人さみしい山奥に入っていく・・・それに薄暗い。
怖いのでこれ以上進むのはやめて、Uターン。
で、バランス崩してコケました (>_<)
タロベイの石仏を見るならここ。 小川地区の養徳寺だよ。
タロベイの作品群ですよ〜
真ん中は「大日如来像」 大きいよ。文化11年だから1814年の作品です。
200年もたっているのに、傷も無く、彫りも崩れていません。
蓮台の彫りがお見事!
右側の像はなんだろ・・
左の像は金剛力士像みたい。
後ろの二十三夜の文字はタロベイらしいキリッとした文字ですねぇ。
養徳寺正面。
この石段もタロベイの作品です。随分傾いていますね。 それがまたいいね♡
観音堂まできました。
こちらもタロベイの大きな作品を見ることができます。
大きいです
役行者像 文化13年(1816年)
ここ、観音堂には沢山の石仏がありました。
全部がタロベイの作品ではないと思います。
古くて小さなものは長年の風雪で目鼻がはっきりしていませんし、
タロベイの印も確認することはできません。
道祖神や地蔵等など可愛い石仏が沢山ありました。
帰りは大月トンネルを抜けて、六日町から下ることにしました。
もうちょっとでトンネルだよ
魚野川沿いの道を下ります
右手には坂戸山
雪の坂戸山、今年もお世話になります♡
国道291を走っていたら、反対側の路肩に発見!
オーーー!この文字、この塔の雰囲気からしてタロベイの作品に違いない。
近づいて後ろを見たら、
ほらね、あったー! しっかりとタロベイの印
最後にこんなに大きなタロベイ作品に会えるとはラッキーでした。
いつも通る何気ない道の片隅に、そのタロベイの作品はあったのです。
今日は沢山のタロベイの作品に出会うことができました。
沢山見ることができたので、目も肥えてきたぞ、って感じ。
その成果が、最後の二十三夜塔の発見でした。
石仏探しはまだまだ続く。
ゆっくりのんびり探して行こう!