あぁ~ 谷川岳~ (>_<)
2014年8月6日(木)☼☼
8月末に唐松岳にいく計画をたてました。
そこで、トレーニングも兼ねて、できれば空いている平日、お休みを取って、
山友女子3人で谷川岳にいくことにしました。
天気は上々! 気分も上々! もちろん、ロープウェイ使います。
去年の初谷川岳はガスの中での山行でしたから、今日は素晴らしい景色に出会えそうです。楽しみだなぁ~ (*゚▽゚*)
八時の始発にのり、ルンルン気分で山頂駅に向かいました。
ところが、山頂駅で気がついた・・・・
「あ、カメラ忘れた・・・」
青空に映える美しいあの稜線を撮りたかったのに・・・バカ!バカ!
しょうがないので、今日はiphoneで。バッテリー大事に使わなきゃね。
あれ? 私、お腹のあたりがビショビショだよ? ウエストポーチから何か漏れてる? リュックを前に抱えてロープウェイに乗っていたため、多分ハイドレーションの水が漏れたみたいです(時々キャップのパッキンゴムの不具合で漏れることがある)。もーーー、出発前のとんだハプニング! 使えないなぁ、このハイドレーション。 この暑さですから、時間がたてば乾くので大丈夫でしょう。
お待たせ! 準備も整ったので行きますか!
と、駅を出ると、あのグレートトラバースの田中陽希さんがいるではありませんか?
ロープウェイ下を歩いて到着したばかりのようです。
水上で熱をだししばらく休養を取られていたので、まさか今日この日に谷川岳でお会いできるとは夢にも思っていませんでした。
お疲れのご様子ですが、「頑張ってくださいね、応援しています」と声をかけ握手させていただきました。
なんとまぁ、今日はラッキーな日なんでしょう(*゚▽゚*)v
山頂あたりでまた会えるといいなぁ~ ♡
その後・・・・
カメラ忘れや、水漏れ、田中氏に出会えたこと、いろいろあって、そわそわしながら歩いていたら、突然足が・・・もつれて・・・
とっさに山友につかまりましたが、バランスを崩し、そのまま、右膝から転倒してしまいました(>_<) アレレレレ~って感じで・・膝に衝撃あり・・・
たいして痛くもないので、何事も無かったかのように歩いて登山口まで向かいましたが、なんとなく右膝が冷たく感じたので、パンツの裾をめくって見てみたら、アキャーーーー! 切れてる・・・・スパッと! 出血してるし。でも痛くないので、絆創膏でも貼っとけば大丈夫でしょう。「カット絆ある?」と恐る恐る山友に聞いてみた・・。誰も持ってない(>_<)
山に登るのに、だ~れも救急セット持ってないって、これって問題でしょう。
今まで無傷だったことが奇跡であって、山は怪我は事故は起きるものだと思わなきゃね、と言っていたのは自分だよね・・
ホント、バカな私・・
それでもカット絆だけは手に入れたくて、ロープウェイ山頂駅の職員に、お恥ずかしいことですが、カット絆あったら譲ってほしいと尋ねたら、案の定「無いです~」逆に傷を見せてくれ、と言われお見せすると、速攻で「下山勧告!」いただきました~(>_<)
「その傷では今日は山に登らないでください。縫わないとダメですよ」
山友二人は一緒に下山すると言ってくれましたが、そんなもったいない。
こんないい日に谷川に登らないなんて、ダメダメ。大丈夫だから行っといで!
素敵な景色を見ておいで、と笑顔でお二人をお見送り。
私はロープウェイピストン げっざーん
(谷川岳ロープウェイさんのご配慮で代金は返金してくださいました。ありがとうございました)
着替えて車を走らせ、月夜野病院へ。
「どこで転倒したの?」
「谷川岳ロープウェイ降りて、登山道向かう道で」
「じゃ登ってないんだ」と笑われ、
「はい、これ縫いますよ!」
トホホ。7針縫いました。
病院の後は、とっても暇なので水上駅のD51を撮り鉄したけど、不満足。
お休みまで取って、山に来たんだから、山に行くっきゃないでしょう、ということで、もう一度ターミナルに戻り、291号を一の倉沢口まで歩くことにしました。
マチガ沢のベンチで遅いランチタイムとしました。本来なら山頂で食べるはずだった、早起きして握ったおにぎりとおやつを食べて、まったりしてました。
しばらくして、山友達がそろそろ下山するとの連絡があり、そのままマチガ沢でUターン。気持ちよかったよ~、やっぱり山はいいよね。満足!
山友達をお出迎えし、ターミナルのレストランでかき氷
今日のお山は綺麗だったよ~、でもね、すごく暑かった、暑くて暑くて疲れたよ~、でもね・・・と二人が見せてくれたのは、
山頂付近での田中陽希さんとのツーショット写真!
あぁ~~~ もぉ~~~ (>_<)
私はいつになったら晴れた日の谷川岳の絶景に出会えるのでしょうか。
登山前に起きたいろいろな出来事、怪我。これは「今日は行くな」という
メッセージだったのかもしれません。
早い決断をして下山することは正しい選択だったと思います。
あのまま登っていたら、傷はもっと広がり、出血をし、山友までも山頂を踏まず途中で撤退を余儀なくされたでしょう。
早い決断をしてよかったです。ロープウェイの方の下山勧告がありがたかったです。
いい経験をしました。ピンチはチャンスですもんね。
こんなにいい天気だったんだよ~
ルートが見えるよ~
行きたかったなぁ~
赤い絨毯みたいな先で転倒
こんなところで・・・
しかし、これでは満足いかず
マチガ沢までお散歩
次は西黒尾根から登るぞーーーー