北アルプスのオールスターを堪能・蝶ヶ岳 ①
2015年9月11日(金)〜12 日(土) 1泊2日の山旅 ☼☼
前回のレポ(浅草岳)後の山旅はというと、
尾瀬沼2回(オトウと尾瀬沼周回、職場の里山の会のメンバーと沼尻まで)
荒沢岳の万年雪2回(里山の会と、娘(2号)と娘の友人の3人で)
そして、裏山や六万騎、1合目から八海山のロープウェィまでの里山ぐるぐる。
そんな感じで夏を終えました。
年に1度くらいは、県外のお山に行ってみたいね、ということで、私の夏休みの残り1日とオトウの休みを合わせて、北アルプスは蝶ヶ岳、1泊2日の山旅に行ってきました。
台風が去り、9月11日は天候が回復するとのことで、期待をふくらませて朝4時に安曇野に向けて家を出発しました!
2日間の山行時間は次のとおりです。
9月11日(金)
三股駐車場8:30 登山口8:45 力水9:13 ゴジラの木9:22
まめうち平10:20 蝶沢11:15 最終ベンチ12:36 稜線13:00
蝶ヶ岳ヒュッテ到着13:10
9月12日(土)
ヒュッテ7:25 最終ベンチ7:45 蝶沢8:55 まめうち平9:35
ゴジラの木10:35 力水10:43 三股登山口11:05 駐車場11:25
三股を起点に安曇野を代表する常念岳から蝶ヶ岳を周回するコースが人気のようですが、私の体力では1泊2日の日程では無理だと判断、蝶ヶ岳までのピストンです。時間がたっぷりあるので、のんびり、まったりの山旅です。
私達は迷わず真っ直ぐ進みます
有名なゴジラの木
なんとなく、ゴジラ 泣いているように見えます・・
(蝶ヶ岳ヒュッテのオリジナルTシャツはこのゴジラの木のデザインのものもありました)
長い樹林帯、つづら折の急登、黙々と歩いていきます。
なかなかいい感じの階段ですね。
途中に「悪路」という看板が何箇所がありましたが、これが悪路かね?
越後のお山に比べたら、とっても歩きやすい。全然悪路じゃありません。
なので、急登もかなりありますが、おなじリズムで刻んでいけば、長い道のりですが、大丈夫みたいです。
でも、あまりにも樹林帯が長いので、飽きます・・
稜線、稜線、稜線はまだか! ってな感じで・・エッチラオッチラ歩き続けました。
途中、時々見えるお山にはガスがかかり、常念岳なのか、蝶ヶ岳なのかどこを目指して私達は登っているのか、さっぱりわからずに、ただただひたすら登っていました。
いつの間にかガスが晴れ、ようやくお山が顔を見せてくれました。 多分これが蝶ヶ岳。まだまだ遠いですね〜。
ようやく稜線に出た
長かった樹林帯だったな〜
と、またちょっとだけ樹林帯に突入、したと思ったら、最後に待っていたのが・・
おーーー!!
突然目の前に現れた、蝶ヶ岳ヒュッテ!
そして、
おーーー!この眺望! 4時間40分に及ぶ登りの疲れは一気に吹っ飛びましたよ!
まずは、ヒュッテで受付をし、荷物をおろしして、さーーー、蝶ヶ岳散策にでかけましょーーー!
常念岳へと続く稜線
常念の向こうは大天井岳、燕岳でしょうか。
今日はもう時間を気にすることなく、このお山で遊べるので、嬉しくてしょうがない。
ちょっと先まで行ってみましょう!
紅葉している低木をよく見ると、ブルーベリーではありませんか!
絶対ブルーベリーだよ! 食べよう! と二人で歩きながら、ポチポチとつまみながら稜線歩きを楽しみました! 美味しかったです ♡
ネットで調べてみたら、これは「クロマメノキ」といって、ツツジ科の一種でブルーベリーの近縁の野生種だそうです。さらに資生堂さんは、クロマメノキに「シワ」を改善する力をあることを発見したとのこと!
あ〜、もっと食べればよかった!
振り返って蝶ヶ岳
けっこう歩いてきました。
4時という時間を決めて歩き、ここで引き返しました。
微妙なバランスのケルン?
散策を終えて、瞑想の丘というところで、大眺望を眺めていたら、ガスが晴れて、ようやく大眺望の全容が見えてきました。
ガスの流れは早く、アッという間にまたガスの中へ・・・
まったりと、のんびりと、綺麗な景色に囲まれて、天気にも恵まれて、幸せだなぁ〜♡
あぁ、帰りたくないよ〜♡
今日の夕飯はこれ!
朝はすき家でサケと納豆定食を食し、苦しい登山に耐えました。登山の日はダイエットなんて言ってられません。よく食べてエネルギーを蓄えて登る!これ鉄則。
夕飯も明日に備えて、しっかり食べるのだ!
調子に乗ってビールもいただく!
南岳から槍ヶ岳 とまぁ、オールスターたちの稜線くらべ。
槍のとんがりコーンがやっぱり目立つかな。
そして見上げれば、満点の星。北斗七星がくっきり見えました。
(星空の写真はうまく撮れませんでした・・・)
つづく・・・